更紗屋雑貨店・zazieのつれづれ。旅とか外国とか。
<< July 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< 2007イギリス旅行(1)出発〜香港 | main | 関東に出発します >>
2007イギリス旅行(2)ロンドン着〜古本の町Hay-On-Wye


英国時間で朝5時30分ごろ、無事ヒースロー空港に着陸しました。
早朝なので入国審査のエリアは比較的空いていたのはラッキー。
それにしても、イギリスの入国審査はとにかく厳しいことで有名です。
前回、私は旅行目的を「アンティークの買いつけ」と伝えると、
「どこのフェアに行くのか?」と聞かれ、NewarkやArdingleyなどを答えましたが
怪訝そうな顔をされたので、誰でも知ってる「ポートベロー」と言うと
あっさり納得してくれました。
そんなことがあったりしたので、今回はどうかな…と思っていると
若い女性のオフィサーのブースが回ってきました。
・どのくらいいるの?
・何の目的できたの?
聞かれたのはその2点のみ。にっこり笑って「よい旅行を」と言ってくれました。
別のオフィサーに当たったMisaさんからは「こわかった〜あの人〜」とのセリフ。
どうやら「一人で来たのか?」と聞かれてつい「Yes」と答えてしまったそう。
「友達と一緒」と言うと、すんなり通れる事が多いみたいですね。



荷物も無事に受け取り、まずはヒースローエクスプレスの乗り場へ。
今回はブリットレイルパスという、イギリスの鉄道に8日間乗り放題のチケットを
あらかじめ購入しておきました。(日本国内でしか買えません)
このパス、日本で言ったら新幹線でも特急でも英国鉄道ならほぼ何でも乗れてしまう
オールマイティなパスなのです。
ヒースローエクスプレスは、ヒースローとロンドンのパディントン駅を
たったの15分で結んでいる列車。でも片道14.5ポンド(約3500円)とお高いので、
私はいつも地下鉄(約6ポンド)でロンドン市内まで行っているのです。
ブリットレイルパス(以下レイルパス)はこのヒースローエクスプレスにも乗れてしまうので、とても便利!
ただし、8日間連続のこのパスの元を取るためには、ほとんど毎日列車で移動するスケジュールを立てないといけません。あらかじめ行き先が決まっているのなら、早めにインターネットで予約をすると、通常料金の半額近く、またはそれ以下で列車の旅ができます。

私たちの今回の旅は、ひたすらスコットランドを目指してぐるっと回って帰ってくる、
というプランだったので、まさにぴったりのチケットでした。
一番便利だったのは、いちいち駅のきっぷ売り場に並ばなくてもいいこと。
このレイルパスをもってさえいれば、乗った列車で車掌さんに見せるだけでOK。
とにかく便利でした!



さて、そのヒースローエクスプレスに乗車したのは6時すぎごろ。
写真を撮る間もなく、あっという間にパディントン駅に到着です。
駅舎のアイアンの流線型がきれい…



他のプラットホームにはかっこいい列車たちがスタンバイ。
最近、イギリスの鉄道はどんどん車両を新しくしているみたいで、
カラフルでスタイリッシュ、モダンな列車を多く見ました。
3年前には、手動のハンドルのついたおんぼろコンパートメント式もいたんだけど、
あれも消えてしまったかしら…ハリポタみたいでドキドキしたのに。



パディントンの駅から地下鉄でウェールズ方面へ向かう電車に乗るために
ユーストン駅へ移動。地下鉄を使ったのですが、途中で「ALL Change, Please」のアナウンスで全員下車して他のラインへの乗り換えを余儀なくされました。工事やトラブルの多いロンドン地下鉄では日常茶飯事なんです。
なんとか別のプラットホームから違う地下鉄に乗り、ユーストンに到着。
朝ご飯のバゲットサンドとカプチーノを売店で買いこみ、あと3分で出発、という電車に急いで駆け込みました。
慌てて飛び乗った車両はファーストクラス。
私たちのチケットはセカンドクラスなので、勿論ここには座れません。
はぁはぁ言いながら、通路を進んで2等客車へと向かった私たち。
ゆったりとした席でパソコンを打ったり、新聞を読んだり、
早くも仕事の打ち合わせ会議をしている一団がいたり。
とてもエグゼクティブな雰囲気を感じながら一等車を出て、空いている席に座りました。

ここから、イングランドとウェールズの境にあるHerefordという町まで
電車で約3時間半。
バゲットを食べてまったりと車窓を眺めていると、だんだんロンドンの街を離れ、次第に牧草地と広い庭のある家々が見られるようになります。
エリアにもよりますが、日本と違って町と町の間はほとんど何もないんだということに今更気づきました。



Herefordに到着。ここから路線バスに乗り換えて、
古本の街、Hay-On-Wyeへ向かいます。



かわいいグリーンの電車。犬もたびたび一緒に乗ってきます。
みんな大人しくて、いる事にも気づかないくらい…ほとんど吼えないのです。
どうしてみんなこんなにお行儀がいいのかな。



路線バスはなかなかとっつきにくい交通手段ですが、
車を運転できない私は、公共交通機関をフル活用するしかないのです(笑)
時刻表をみて、運転手さんに行き先を告げてお金を払えばOK。
地元の人と同じ空気を味わえるし、チープだし。大好きな交通手段のひとつです。



そのバスの窓からはこんな風景が…
車一台がやっと通れる道を、ぐんぐん飛ばして1時間。



やっとHayの町につきました〜!



とある男性が町の城を買い取り、そこを古本屋にしてからというもの、
さびれた町だったHay-On-Wyeは古本の町として世界中に知られるようになりました。
あちこちから古本屋さんが集まってきて、町中のあちこちに古本屋さんがあるのです。
古本好きにはたまらない町…なのですが、古本だけでなくかわいい雑貨店やお土産屋さん、のんびりしたティールームなどがあちこちに。
素敵なB&Bもたくさんあり、1泊して歩き回るのに丁度いいサイズの町です。
標識には英語と、ウェールズ語が記されています。

町についてまず立ち寄ったのが…ここ。



窓からかわいいリボンや綺麗な毛糸が見えたので覗いてみると、
テーブルにいろいろなボタンたちが〜!さっそくテンションが上がります。



インターネットでも販売しているbedeckedというお店でした。



壁に小さな花屋さん。

その近くにあったサンドイッチ屋さんでお昼ご飯を食べる事に。



これがメニュー。いろいろな種類のサンドが…



私が頼んだのはホットチキンとクランベリーのバップ(おおきなハンバーガーのパンみたいなもの)と本日のスープ。確かリークと豆とトマトだったような…
バップが2.3ポンド、スープは1.5ポンド。
ロンドンからするとびっくりするくらい安いです。
老夫婦がなかよくキッチンに立って、つぎつぎにお客さんの注文を受けてはベーコンを焼いたり、スープをよそったり。町でも人気のお店のようでした。

おなかも一杯になったところで、本日の宿へ向かいました。



インターネットで見つけた、York House HotelというB&B。
ご夫婦で経営していて、今年の3月にスタートしたばかりとは思えないくらい、素敵な宿でした。
サイトを見たら、ゲストブックの6月の所にMM&MS, Japanの文字が!
私たちだ〜♪嬉しぃ〜!



ガーデンビューの明るいお部屋。
清潔な白いリネンはクリンリネスに自信があるからこそ、のはず。



荷物を置くと、奥さんがウェルカムドリンクの希望をききに来てくれました。
お茶を頼むと、ポットにたっぷりの紅茶が。
二人分のホットチョコレートやビスケットなどもかご一杯に。



部屋からの眺め。広い庭の向こうには牧場が。
静かで、ただ風の音だけが聞こえてくるような場所。



興奮しながら庭に出て、建物の全景を撮影。
セミデタッチドハウスという形態で、ひとつの建物をまんなかから真っ二つにして、2つの世帯で使っていると思われます。
昔の家は部屋数が多すぎて今の生活様式には合わないので、自然にそうなっていったとか。イギリスでは普通に見られるスタイルです。



荷物を置いて、ふたたび町へ。これはお隣の庭に続く木戸。
りんどうが咲いてる…



さっそく本の町らしい看板が。



3人の白髪のおばあちゃんたちが窓を覗いてニコニコしているので
近づいてみると…この子がいました。
「Pussy cat, pussy cat」と言いながら目を細める姿は、万国共通、ですね。



道を歩いていると、ふとこんな感じで本屋さんがあったりします。



これも本屋さん。



とてもセンスのいい雑貨屋さん。Misaさんはここできれいな色のショールを購入。



坂の多い町。魔女の宅急便の世界に似てる…



これが古本のお城。中には結局入りませんでしたが、
前庭に本棚があって、本の無人販売所になっているんです。



赤いポストのようなところにお金を入れればOK。
でも本棚の本は水に濡れてちょっとダメージのあるものが多かったです。



お城の裏側。ほとんど廃墟のようなお城なのですが、実はちゃんと人が住んでます。
その裏庭で…Misaさんが意外なものを発見。



なぜかアメジストのかたまり。
芝生にぼん、と置いてあったそうです。一体どこからきたのやら…
ファンタジーなお話ができそう。



木から降りてきたリスをなんとか撮影。



高台からの眺め。



こんな感じでB&Bが点在してます。



こちらもB&Bの入り口。バラとの配色が素敵です。



ぶらぶら歩いているうちに夜の6時半ごろ。
パブでご飯を食べる事にしました。
小さな町のパブに入るのはちょっと勇気が入りましたが、
奥の椅子に座るとフレンドリーな女の子がメニューをもってきてくれました。



イギリスはマズい!というのが通説ですが、
ここで食べたのは本当〜においしかった!
リークとキノコのクリーム煮クレープ包み、フェタチーズのサラダ。
Misaさんは初ギネス。私はおきまりのハーフパイントのシャンディ。
大満足。パブフードは安くて美味しい♪



B&Bへの帰り道、牧場を発見。
フットパスもあって、中を横切れるようでした。
犬の散歩をさせている人もいたり…
この明るさで夜10時ですよ〜!イギリスの夏の夜は長い…
かくして、長い長い1日目が終わりました。

スポンサーサイト
COMMENT